パーソナルカラーとは、その人に最も 『 似合う色 』 のことです。
人間の肌、髪、瞳、頬、唇の色にはそれぞれ個性があります。
この生まれ持った色とお洋服やコスメとの色組み合わせには相性があります。
そこに顔立ちとの相性や色の補正などの効果もあげられます。
自分と相性の良い色は"パーソナルカラー診断"によって知ることができます。
パーソナルカラー診断は自分に似合う色を探し当てる診断のことで、コスメ店やパーソナルカラー診断の専門サロンなどで診断することができます。
その人が持つ、肌、髪、瞳 、頬、唇などの固有の色は生涯で変わることは殆どありませんから、できるだけ早めに診断を受けて自分の魅力を最大限に活かす術を学ぶことをお勧めします。
的確なパーソナルカラー診断を行うには、色彩に関する正しい知識と豊富な診断経験が必要となりますので、書籍やウェブサイトによる自己診断ではなく、パーソナルカラーの専門家による診断を受けることをお勧めします。
パーソナルカラーの歴史は古く、その歴史は 100 年近く前までに遡ります。
アメリカのロバート・ド ア氏によって配色調和・不調和の原理原則が発表される。青みよりの色と黄色よりの色を基本とした色彩調和理論が広まることになる。
色彩調和理論がファッション、インテリア、工業デザイン、建築などに応用され始める。
実用色彩調和原理の色彩分析法がアメリカ国内の複数の大学にて科学的根拠に基づき、立証され始める。
ケネディ候補が大統領選挙の際に一流のカラーコンサルタントを採用。色彩の効果を最大限に活かせるカラーテレビの積極的な活用により見事当選。以降、アメリカでは色彩に対する意識が高まり始める。
企業のイメージ戦略に色彩調和が利用されるようになる。"似合う色"の意味合いとして、"パーソナルカラー"というキーワードが登場し始める。カラーコンサルタントの地位も確立され始める。
ゲリー・ピンクニーがカラー分析のフォーシーズンズ法(スプリング、サマー、オータム、ウインター )を創案する。パーソナルカラーの教本と言われている「カラー・ミー・ビューティフル」が世界中でベストセラーとなる。この流れで日本にもパーソナルカラーが上陸し、国内でも色彩に対する意識が高まり始める。
パーソナルカラーは、機械やコンピューターなどで診断するのではなく、人の目で診断します。
高い精度で人のパーソナルカラーが診断できる人をパーソナルカラーアナリストと言います。パーソナルカラーアナリストは、高い技術を備えています。
パーソナルカラーを診断するための基礎理論。色み、明度、彩度、清濁で、 4分類(フォーシーズン)、 6分類12タイプなどに分類する理論です。診断は、自身の目で行いますので、確かな診断力が必要になります。
4分類 | |
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スプリング | イエローベースの明るくて鮮やかなグループ |
サマー | ブルーベースの明るくてソフトなグループ |
オータム | イエローベースの深みのあるソフトなグループ |
ウインター | ブルーベースの濃い鮮やかなグループ |
6分類12タイプ | |
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ウォーム(スプリング/オータム) | 暖かいイメージのグループ |
クール(サマー/ウインター) | 冷たいイメージのグループ |
ライト(サマー/スプリング) | 明るいイメージのグループ |
ディープ(オータム/ウインター) | 濃いイメージのグループ |
ビビッド(スプリング/ウインター) | 鮮やかなイメージのグループ |
ソフト(オータム/サマー) | 柔らかいイメージのグループ |
顔の映りの変化をチェックして、似合う色を診断するためのカラフルな布のことです。
当サロンでは、120枚程度のドレープの中から、顔の下に一枚一枚あてて、似合う色を探しあてます。
枚数が多いため、適切に診断するためには、経験と高い色彩技術が必要になります。
パーソナルカラーを知ることは、多くのメリットをもたらしてくれます。
パーソナルカラーを知ることは、自分に"似合う色"だけでなく、"似合わない色"も知ることになります。
似合う色と似合わない色を知ることで、コスメやファッションのコストとリスクを大幅に削減してくれます。
パーソナルカラーを知る事は自分の個性を知る事に繋がります。
色に対する意識が高まると同時に、個性を最大限に活かす最適な方法が解るようになります。
パーソナルカラーは、自然な色合いを再現してくれます。
自然な色合いは、顔色を明るく健康的にしてくれます。
また肌を綺麗に、若々しく見せてもくれます。
雰囲気と調和の取れた色合いは、周囲の人に好感や良い印象を与えてくれます。