自己診断をされてる皆様へ
今回は、ご来店いただけるお客様8割は診断前にされてる自己診断についてお話します。
SNSや雑誌などでもカラー診断、骨格や顔タイプなど
情報、自己診断は溢れるほど宣伝されています。
某有名通販サイトなどでもメガネでできる診断など。
診断士からすると、正直浅い診断なので、お客様を余計に迷わしてしまうものだなと
思っています。
たとえば、パーソナルカラー診断。
こちらの自己診断は、色素から判定するもの。
もちろん、色素からもお肌などに調和するので
これも一つの「似合う」です。
カラー診断の根本はここからはじまりました。
ただ、現在ではもう一つ重要なものが、「補正」。
どういうことかというと、例えばクマの色が薄く見えるもの、
頬の赤みが薄くなる、お肌の黄みをとって、透明感をだしてくれる、血色を足してくれる、
などなど。
これらは、個々のお肌と色の相性でわかるもので、実際色をあててみないとわからないです。
もちろん、色素のベースと同じ色が補正力の高い方もいらっしゃいますが、
全く逆の色を入れた方が綺麗なお顔映りの方もいらっしゃいます。
いわゆる通称黄み肌ブルべさん、聞いたことありますか?
黄み肌だけどブルーベースの色をあてた方が綺麗な方、割と沢山いらっしゃいます。
もちろん、その逆もあり、一見ベースではブルべっぽい方も
実はちょっと黄みを足してあげた方が、血色が出てお肌がきれいに見える方も。
これらは、自己診断による色素のベースだけではわからないもの。
骨格診断や顔タイプも同じくです。
例えば、骨格診断でよくあるのが、お客様はある箇所が張ってるとおもってられても、
診断士からの判断はそんなに気にする部分ではなく、もっと違う箇所を意識した方が良かったり。
自己で、過大評価や過小評価したりして、正確な判断が出来ていないことはよくあります。
あとは、タイプが混合される方がほとんどなので、単純に一つのタイプというわけではなかったりするので、それを知らずに鵜呑みにして、診断通りのものを使用していたら、全く違う効果をだしていたりすることもあるので、危険なところです。
実際、ご来店いただくお客様にもこういった自身の診断による判断で
全然逆効果のものを信じられてた方もすくなくありません。
話のネタになったり、迷っているときの指針になったり、お洒落が楽しくなるキッカケになったりすることもあるので、
自己診断をすべて否定するわけではありません。
ただそれは、あくまで参考程度に考えていただきたいな、と思っております。
日本だけでも人口一億二千万人いて、
実際は、そんな単純にわけられないこと。もっと深くて、いろんなパターンがあるのだと
私は診断してて、現場から感じ学びました^^